2018年これから映画を楽しむ為に見ておいた方がいい旧作5選!

2018年も4月に入り、これからアカデミー賞系の映画や、ゴールデンウィーク、夏休み映画とどんどん話題作が公開されていきます。

そんな中でも昨今ひとつの潮流になっているのは

過去のヒット作、名作の続編・リメイク・リブート作品。

今年もあのシリーズの新作や、あの映画の何十年ぶりの続編、

あの名作の国境を越えたリメイク、あの名作にオマージュをささげた作品。

そういった背景がある作品は知ってみるのと知らずに観るのとでは

大違いなので新作の関連作5本に絞って少し解説したいと思います。

1.パシフィックリム(2013)

新作「シェイプオブウォーター」がアカデミー賞4部門を受賞して

一躍時の人となったギレルモ・デル・トロ監督。

彼の前々作にして日本のカルチャーへの愛が爆発したのが本作です。

ご覧の通り、超かっこいいロボットたちが世界を守るために

KAIJU(怪獣)”(劇中の英語でもKAIJUと発音されています)と戦う

ロボットアクション映画。

巨大予算をつぎ込んで怪獣とロボットのバトルを描き、

とにかく見た人全員が男子中学生に戻ってしまうような(女子も含め(笑))作品で

2013年夏の公開時には好事家たちがSNSで大騒ぎし、リピーターが続出。

興行ランキング初登場時は6位と地味なスタートだったにもかかわらず

最終的には100万人以上を動員しました。

なぜ今作がそこまでカルト的熱狂を集めたかというと、

この作品は監督本人も公言しているように

日本のお家芸

怪獣モノ、ロボット特撮へのラブレター

だからなのです!

本作に登場するロボットはイエーガー(ドイツ語で「狩人」の意)と呼ばれていますが、

搭乗したパイロットと神経をつなぎ、動作をシンクロさせながら戦うのです。

しかも搭乗員は2人でお互いに意識をシンクロさせることによってパワーを高めるという設定。

エヴァンゲリオンやジャンボーグエース、マジンガーZを思い出させますね。

実際デルトロ監督は日本のマンガや特撮映画を見て育ち、

本作でもエンドロールの最後に

本多猪四郎(ゴジラの監督)への献辞を捧げています。

そしてこの映画で重要なのはロボットが基本的に

素手ごろ

で戦うところ。

武器も搭載されているのですが、その場で調達したタンカー船を武器にして怪獣をぶん殴ってくれるなどのケレン味が満載。

そしてそして・・・

必殺技の名前を叫ぶのです!

2013年の映画ですよ?

でもハリウッド資本でしっかりこだわって作ると

今でも超かっこいいのです。

ワンシーンしかないのでお楽しみを!

そして!本日4月14日にファン待望の続編が来ます!

日本人キャスト、日本が舞台のシーンもあるようなのでお楽しみに!

もうデルトロさんが監督してないのが少し残念ですが・・・

 2.サニー 永遠の仲間たち(2012)

2012年に日本公開され

評判が高い韓国映画の中でもカルト的人気を得た本作。

夫と娘と一緒に専業主婦として幸せに暮らしていた主人公ナミ。

ある日、高校時代の友人で

今は実業家として成功しているチュナに呼び出される。

チュナは末期癌で余命数ヶ月となっていた。

ナミは彼女の思いをかなえるため、高校時代に女子だけで

結成していたグループ「サニー」の残りの友達を探し始める・・。

そして回想で彼女たちの高校時代が描かれ始める・・

今回本作を紹介するのは今年8月に

日本で本作がリメイクされるからなのです!

かなり豪華キャストで

主演は篠原涼子、主人公の高校時代は広瀬すず。

その他、小池栄子、真木よう子、渡辺直美、ともさかりえ

山本舞香、三浦春馬、リリーフランキーと錚々たる面々ですね。

しかも監督は「モテキ」「バクマン」の気鋭、大根仁さんです。

まあ間違いないだろうなという布陣ですが、

オリジナルの韓国版を観ておくのはマストでしょう。

今作の主人公たちの高校生時代は1980年代後半なのですが、

それは韓国が軍事政権から民主政治に変わる過渡期的時期

だったのです。

本作の主人公たちの青春時代は

韓国という国の青春時代とも言えるのです。

そして本作の主人公たちの女不良グループ

のキャラの立ちっぷりが凄いのです。

観てくださいこのいい顔のオンパレード笑。

主人公のイム・ナミは転校してきたばかりの天然キャラ、

ハ・チュナは背の高い女番長。

その他、大食いデブキャラ、

調子こきのメガネと出っ歯などの個性豊かな面々。

そして話の鍵を握るのがスジという

高校当時モデルもやっていたキャラクター。

彼女を演じたミン・ヒョリンの美しさだけで一見の価値ありです。

このボンドガールもできそうなレベルの美貌笑!

その他、演出、ギャグ、80年代オマージュの音楽使いなどの

魅力満載の本作。

日本版監督も実力派の大根監督ですので

きっと面白く仕上げてくれるでしょう。

3.ファンタスティックMr.FOX(2009)

当代きってのオシャレ監督ウェス・アンダーソン。

ロイヤルテネンバウムズや

グランドブダペストホテルなどで有名ですね。

彼の新作「犬ヶ島」がベルリン映画祭で

監督賞である銀熊賞を獲って

5月の日本公開への期待が高まっています。

「犬ヶ島」はストーリーとしては

「犬インフルエンザ」で孤島に隔離されてしまった愛犬を探しに

少年が冒険に出るという話なのですが

今作はストップモーションアニメなのです。

観てもらえばわかるのですが、

この動きの独特さすごい可愛くないですか?笑

実はウェス監督がストップモーションアニメを撮るのは

これが初めてではありません。

それが今回紹介するファンタスティックMr.FOXです。

本作は「チャーリーとチョコレート工場」や

「ジャイアントピーチ」で

有名な絵本作家ロアルド・ダールが描いた

「すばらしきおとうさんギツネ」が原作。

昔泥棒稼業だったお父さんギツネは

足を洗って新聞記者として働いていた。

しかし、よりよい暮らしを求めて

人間の農夫の家の近くに穴倉を移したことで

昔の本能がよみがえり、鶏盗みなどをするようになってしまう。

それに怒った人間とキツネ一家の戦いが始まる!

というストーリー。

本作は非常に可愛いアニメであり、

今まで知る人ぞ知る玄人受け監督だったウェスアンダーソンが

ちびっ子たちからの絶大な人気を獲得した一作です。

しかし本作は

中年の危機や、承認欲求、自分らしく生きることの難しさなど

非常に人生(キツネだけど笑)の悲哀が現れた

大人向けのストーリーであり、

それとこの独特な動きのアニメーションがマッチしています。

声も主人公夫妻の声はなんと

ジョージ・クルーニー

メリル・ストリープが当てているのです!

凄いキャストというかそれだけで

子供向けじゃないのわかりますよね笑

家族で見ても子供たちは可愛いアニメに癒され、

大人たちは深いストーリーにしみじみ感じ入れる名作です。

「犬ヶ島」もきっとそんな素敵な映画になっていると

思いますので楽しみに待ちましょう。

4.AKIRA(1988)

この映画は知ってる!って方多いんじゃないでしょうか?

未だに海外からの評価も高く、

世界の名作アニメランキングなどの企画では

必ず上位に入るSFアニメの金字塔。

その近未来世界観やメカデザインは

エヴァンゲリオンや攻殻機動隊にも

影響を与えたと言われています。

このシーンとか有名ですよね~!

今回この作品をあげる理由は、

今年5月に公開される

巨匠スティーブン・スピルバーグ監督の新作

「レディ・プレイヤー・ワン」

この映画に

akiraの主人公金田が愛用しているバイク

金田1号

が登場するのです!

まずこの映画どんな話なんだというのが気になると思うのですが

貧富の格差が激しくなった近未来。

世界中の人々がアクセスする仮想ネットワークシステム「OASIS(オアシス)」は若者たちの唯一の娯楽となっていた。

そこでは自分の望むすべてのものになれる。そして自分の思い描いたことが全て現実になるのだ。

ある時そのシステムに突如としてメッセージが発信される。

それは、OASISの開発によって巨万の富を築いたジェームズ・ハリデーが死去し、OASISのどこかに隠した秘密の宝を発見すればその者がOASISを管理する後継者になれるというもの。メッセージを見た貧しく孤独な青年ウェイドは、仮想空間で全人類が探すオアシスの秘密をめぐり冒険を繰り広げる。

まあ要するに、オタクが妄想で好きなものを全部登場させる映画

ということです。

もちろんレディ・プレイヤー・ワンはAKIRA以外にも

スピルバーグが好きなものが大量に出てくる映画ではあるのですが、

やはり日本人としてはAKIRAに注目しちゃいますよね笑

何しろ本作こそ昨今持て囃されている「クール・ジャパン」の先駆者的存在。

原作者でもある監督の大友克洋は細かなディテールにとにかくこだわり、

描かれたセル画の枚数は15万枚、

当時の日本の優秀なアニメーターを総動員して作られました。

結果制作費は10億円、

最初の興行では赤字になってしまうほどの製作体制でした。

何しろ、舞台となる未来の東京の

ビルの窓の一つ一つまで書き込ませているのですから

時間と人件費半端ないですな笑

変態かよ・・・

このテールランプが伸びる表現も革命的だったのです。

おまけに従来の制作方式とは違う、

先に声優の声を収録して、それと完全にリップシンクするように

後から作画を作るという

気が遠くなるような作業までしているのです。笑

トップクリエイター達のこだわりがつまりまくった本作は

公開から30年たった現在でも多くの作り手に影響を与えています。

スピルバーグ自身も公開時には

「私が作りたかった映像はこれなんだ!」

と絶賛したくらいのAKIRA大好き人間。

満を持して彼の作品に登場したと言っていいでしょう。

ちなみに映画秘宝2018年4月号によると

「レディ・プレイヤー・ワン」には

ガンダム、アイアンジャイアント、

バックトゥザフューチャーのデロリアン、ロボコップ、

ジェイソン、バットマン、キングコング、ミュータント・タートルズ、

三船敏郎まで登場するそうです。笑

どんな映画になってるのか気になりますね。笑

5.50回目のファーストキス(2004)

今年6月、「銀魂」や「勇者ヨシヒコの冒険」の福田雄一監督の新作

「50回目のファーストキス」は14年前のこの映画のリメイク。

長澤まさみがドリューバリモア、山田孝之がアダムサンドラーにあたる存在ですね。

オリジナルの本作は日本最大のレビューサイトFilmarksでも

平均点が4.0を記録している高評価ぶり(満点は5.0)。

私も非常に好きな作品です。

ストーリーとしては

ハワイの水族館で獣医師として働きながら、観光客相手にプレイボーイとして

浮名を流していたヘンリー(アダム・サンドラー)。ある日彼はカフェで美しい女性ルーシーと出会い意気投合するも翌日同じカフェで会った彼女はヘンリーのことを完全に忘れていた・・。

彼女は一年前に交通事故にあい事故後の記憶は一日しか持たない短期記憶障害の持ち主だった。

ルーシーの家族や周囲の人間はそれを彼女に気づかせないように事故と同じ日付の新聞を

取り続け、口裏を合わせなんとか努力していた。

ルーシーに惚れたヘンリーは毎日記憶がリセットされる彼女に愛を告白し続け、

また彼女の人生を取り戻させるためにとある方法を考える。

とまあこんな感じです。

一種の難病モノではあるのですが、本作の魅力は記憶障害という重いテーマを扱いながら

カラッと明るいラブコメに昇華していること。

ドリュー・バリモアの健康的な美しさと

アダムサンドラーのイケメンじゃないけど

優しさにあふれたナイスガイっぷり。

ヒロインの筋トレオタクの弟や、

なにかあるたびにサメに噛まれた傷が開く主人公の友達などの

いいコメディリリーフもいますし

何より舞台となったハワイの風景の美しさで

話が全く暗くならないのです。

あんまりネタバレはしたくないのですが

最後に

「自分の記憶って自分だけのものじゃないんだな」

って極めて全うなメッセージを受け取れますので

ラブコメ苦手って人にも、お子様、ご老人にも

全方位的にオススメです!

福田監督はコメディに定評がありますが

このコメディとシリアス要素のバランス感覚はしっかり

受け継いでくれてることを期待します笑

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